仲秋の候 皆様には慈光のもと、御健勝にて仏恩報謝の日々をお過ごしのこととお慶び申し上げます。さて、今年度の秋講が8月22日から26日まで、マキノ町沢の長法寺様で五日間に渡って開講されました。26日の終了日には、次年度の開催会所を代表し、住職としてご挨拶をさせていただきました。当日長法寺様にお参りの方々が、「来年は、即得寺さんに是非お参りさせていただくから」とお声をかけて下さり、いよいよ即得寺での高島秋講に向けて、歩みを始めさせて頂くことを実感いたしました。
仏法には、物事の節目が新たなスタートであると記されています。農作業にしても、学校の教育活動にしても、それぞれのご家庭のお暮らしも、節目があります。それは、「収穫」「卒業」「家庭の行事」「自分の年齢(誕生日)」としての形を取ります。一つの事柄の節目が、次の新たなスタートになるのです。 高島秋講という「歴史の重み」を感じつつ、喜びをもってお迎えできるように、御協力をよろしくお願い致します。
下の写真は、毎年行っています、「和讃講(わさんこう)」の様子です。小学生が、夏休みを利用して、正信偈の練習と夏の宿題や勉強をしています。
今年も、多くの子どもたちが元気に本堂に集まってくれました。子どもたちにとって本堂で勉強することが、楽しみとなっているようです。
お彼岸の季節となりました。亡き方を偲ばせていただき、こころ静かに手を合わさせていただきたいです。是非、お寺にもお参り下さいますようお願いします。お待ちしております。