お磨き ご苦労様でした
8月7日に本堂とお茶所に分かれて、仏具のお磨きをしました。早朝より総代さん、女性総代さん、十四日講、光華法話会の皆さんに参加していただき実施しました。昨年の報恩講前のお磨き(11月末)以来ですから、見た目以上に仏具が汚れていました。一つ一つの仏具には、その時の寄進人の名前が彫り込まれております。その中に昭和20年代に寄進していただいた鶴亀(燭台)があります。戦争のために当時の鶴亀などは金属の供出を行い、しばらくはなかった時期があったのです。終戦を迎えると、まだ十分に物のない大変な生活状況の中で、御寄進いただいたものです。戦争での供出の事実とともに、大切な仏具を次の世代に引き継ぐ責任を感じます。
本日のお磨きは、和やかな会となり皆さんのおしゃべりとともに、お磨きも進んだようです。講の皆さんが輪になって座るため、会話も弾み、作業も弾むのだと感じます。1時間半程度でピカピカになりました。お磨きの後は、皆さんと一緒に「正信偈」のお勤めと、住職の法話を聞き、茶話会をしました。アイスコ-ヒ-とシュ-クリ-ムが疲れを取ってくれました。