平成29年6月のご挨拶

昨年の12月にテレビの園芸番組で、バラの育て方について詳しく説明をしていました。その時は「バラの花はきれいだなぁ。」ぐらいに思っていたのですが、だんだん興味が湧いてきて、自分でも育てられるかも知れないと思い始めました。そこでインタ-ネットで「バラの苗木」という言葉を打ち込んで検索すると、沢山の販売店のHPが見つかり、いろいろな苗木が販売されていることが分かりました。

 早速、苗木を注文し取り寄せました。2月の終わりに届いたのですが、外は大雪のため、室内で管理することにしました。ワクワク感と同時に「こんなに放っておいてよいのかなぁ」という不安がおこり、今度はインタ-ネットで「バラの栽培の本」を注文しました。その本を頼りに、冬の剪定や水、肥料の管理について理解し、一回り大きい鉢への植え替えを行い、3月からは日の当たる外で育てました。家族中から「この忙しさの中で、本当にお世話ができるの?」という冷ややかな声援を受けていましたが、お陰で下の写真のように、沢山の花が咲きました。

 バラの栽培を通じて教えられたことは、一日一日の成長の中に「いのち」があるということです。そして、それぞれの苗木が精一杯に花を咲かせようとするということです。また同じバラでも一本一本それぞれ異なり、同じでは無いのですね。(バラバラでいっしょ。) 今振り返って考えると、バラを育てていた私が、バラから多くのことを教えられ、楽しさをもらったという感じです。

 是非皆さんも何かを育ててみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見があるはずです。

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