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当寺のお知らせです

一日研修旅行に行ってきました

9月29日(日)に一日研修旅行を実施しました。昨年は御遠忌の準備のため実施することができませんでしたので、2年ぶりの研修旅行となりました。天候にも恵まれ、実りのある研修となりました。まず、京都日野の法界寺様を参拝しました。親鸞聖人の生誕の地であり、金色に輝く「阿弥陀如来様」に手をあわさせていただきました。

次に世界遺産にも指定されています「宇治の平等院」へ参拝しました。伽藍も整って、境内も整備され、平安時代を思い浮かべながら散策をしました。平等院のミュ-ジアムには、沢山の宝物が展示されており、仏像や菩薩像を間近に見ることができました。平安時代の彫刻の素晴らしさを感じることができました。

午後からは宇治茶の工房で、「石臼を使っての抹茶作り」の体験を行いました。石臼を回すと、きれいな色の抹茶が出てきて、お茶のよい香りが漂いました。挽きおわった抹茶を、その場で点てて、おいしくいただきました。挽き立ての味は、さわやかで、香りが豊かで、少し甘みを感じました。

宇治の平等院の参道は日曜日ということもあって、大変賑やかでした。自由時間に食べた抹茶アイスもとてもおいしかったです。

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お磨きをしました。

お磨きをしました。

  8月8日の朝8時より、お盆前のお磨きをしました。参加して頂いた方は、即得寺の聞法会の皆さんです。十四日講・光華法話会、総代の方々30名が参加して下さいました。今回のお磨きは昨年の10月の御遠忌以来ですので、例年より汚れており、磨く手に力が入りました。茶所と本堂との2カ所に分かれ、和やかなおしゃべりとともに、仏具がきれいになりました。

お磨き後は、本堂での「正信偈」のお勤めと法話の後に、冷たく冷やした「プリン」と「アイスコ-ヒ-」で疲れをとりました。皆さんの顔が明るくて、仏具も心もピカピカになりました。早朝よりご参加頂きありがとうございました。

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湖西合唱祭に出演しました

湖西合唱祭に出演しました。

7月13日(土)に高島市ガリバ-ホ-ルで開催された湖西合唱祭の第2部「高木昭順先生の追悼コンサ-トに出演しました。「即得寺同朋合唱団」は1995年(平成7年)11月に結成された混声四部の合唱団です。初代指揮者として高木昭順先生をお迎えし、「仏教讃歌に出遇い、口ずさみましょう。」という願いをもって活動して参りました。

 現在は奈良龍一先生のご指導の下、いろいろな曲に挑戦しています。当日は元団員の亡き八田満雄さんが作詞され、高木昭順先生が作曲された「星よ~諸仏のまたたき~」と第二恩徳讃を歌いました。会場の音響も素晴らしく、充実した一日となりました。指揮者の奈良先生、出演いただきました団員の皆様 ありがとうございました。IMG_0663IMG_0662IMG_0661IMG_0659

大掃除をしました。

 先月の26日(日)の午前8時から大掃除を行いました。この時期は、季候がよいせいか草が伸び、境内の清掃に追われる季節です。今回の大掃除は安北・新庄・森のご門徒に参加して頂きました。日頃はなかなか清掃が出来なかったところまで、丁寧に掃除をして頂きました。写真は休憩のお茶タイムの様子です。門徒さんからの差し入れもあり、会話も弾みました。本堂前の縁側の拭き掃除を行って頂き、大掃除を終了しました。参加して頂きました門徒の皆様、ご苦労様でした。境内、本堂がきれいになると、私の気持ちもさっぱりして、気持ちがいいです。

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彼岸前の大掃除をしました

3月16日(土)に藁園以外の世話方様と総代・女性総代の方と一緒にお彼岸前の大掃除を行いました。当日は8時30分より境内を中心に外掃除を行いました。例年より温かい日があったため、この時期ですが小さな草が芽を出しており、草取りが大変でした。以前に法話で伺ったことですが、「同じ虫に害虫と益虫という区別を行い、同じ植物でも花はかわいがり、草を嫌うと私がいます」と話されていました。草の生命力に感心するとともに、人間の勝手さを恥じるばかりです。

休憩後は、本堂の縁の掃除を行いました。手に手にぞうきんを持って、縁側やガラス戸の水拭きです。ぞうきんが汚れた分だけ、床がきれいになっています。最後に皆さん一緒に「恩徳讃」を唱和し、本堂の縁に腰掛け記念写真をパチリ。皆さんいい顔をされています。お疲れ様でした。

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今年度の役員について

今年度の役員さんを紹介いたします。何かとお世話になります。よろしくお願いいたします。(敬称略) 

【総代】(二〇一九年~二〇二一年)

藁 園

新町  桂田 寿和

旭町  大江    悟

〃   西村 孝宗

光町      山川 英夫

栄町  河内 良行

深   溝   伊庭 平和

他所・森  田中 義孝

【女性総代】

桂田 松枝・澤辺 満恵

本庄 廣子・木下八重子

【二〇一九年度世話方】

藁園

新町1組  樽野 茂

         2組  志村 光男

         3組  高橋 陽平

旭町1組  大江 利博

         2組  大江 俊也

         3組  保木 方

         4組  向川 久則

光町1組  桂田 丈治

          2組  葛田 為和

          3組  保木 修

栄町1組  向川 幸男

          2組  北村 義行

深    溝   伊庭 郁夫

             伊庭 久繁

小    池   田中     隆

             田中 健慈

新    庄   山田     護

森         改籐 大海

安    北    向川 通雄

研修に行ってきました

3月7日(木)に前総代・女性総代の方と一緒に研修に行って参りました。行き先は福井県です。午前中に福井市の本向寺様 (福井県福井市市波)に参拝致しました。本向寺様の境内に入ると、本堂のお屋根が大きく張り出し、境内も広々として、歴史の重みを感じました。本向寺様では住職様や法務員様から丁寧な説明がありました。特に蓮如上人時代の吉崎御坊の火災では、本向坊了顕が、火災から教行信証の「証」の巻を護るため、自らのいのちと引き替えに、腹を切り開き「証」の巻きを収めたため焼失を免れたということです。本向坊様のお伝え下さったお心に、ただ南無阿弥陀仏とお念仏せずにはおれません。

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午後からは、福井の名勝「養浩園」を見学致しました。ボランティアガイドの上田さんの温かい説明を聞き、時間を忘れてひとときを過ごしました。養浩園では一年に一回、池の水を抜いて大掃除されるそうですが、偶然にも今回がその時期となり、水のない池の風景に少し残念な思いです。しかし、また水のない池も風情があり、何枚も写真を撮ってきました。

雨混じりの空模様でしたが、充実した内容で日程を終了しました。前総代・女性総代さんと久しぶりにお出会いし、若院と孫も同行させていただいて、楽しい一日を過ごすことができました。

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平成31年2月のご挨拶

「名前」

 今年の冬は天気予報の長期予想どおりに暖冬です。新旭町では年末と1月の半ばに雪が降りましたが大したこともなく、現在は全く雪がありません。それでも比良の山々は雪化粧をして、朝日の中に峰々が輝いています。 皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。インフルエンザが例年以上に流行しているとのニュ-スが伝えられ、湖西線の電車でもマスクをされている人が多く感じられました。

 さて先日、宮城先生の本を読んでますと、「名前」について次のように記されていました。「名前は記号のようなものだと思ってしまいますが、よく考えてみると、名前というものほど、具体的なものはないのです。名前のところにその人の一生涯が全部、人柄からなにからすべてが凝縮しているのです。人々の中にその名前で刻みつけられるわけです。」と述べられているのです。そのとおりだと感じました。

 日常生活で何気なく呼び合っている名前には、大変重要な意味があると感じましたし、私たちは名前を背負って生きているのだと思いました。署名する行為も、実は自分の名前において責任を持つと云うことではないでしょうか。国家の代表が署名する場面がテレビにもよく出てきますが、署名という行為が責任という意味を示していると感じます。

 さらに宮城先生は「仏さまが名にまでなってくださったのが「名号」です。その名前のところには、レッテルのような名前ではなく、名をもって私の願いを受け取ってほしいという願いと行が詰まっているのです。そこに、名前をいただく、本当に名前に遇うという時、その名において仏の心に目覚め、仏の願いに動かされていくということが起こってきます。」と述べて下さっています。

 名前を呼べば、その人がそこにいなくても遇える世界があります。名前を呼ぶことによって、その人の願いに触れることができると感じます。自分にかけられた願いの大きさに気づいたとき、思わず両手が合わさるのです。「念仏」は「ナムアミダブツ」と声に出したときに、確かに私を阿弥陀仏が呼びかけて下さっていることに気づくのです。

平成31年1月のご挨拶

「実りのある一年を」

 あけまして おめでとうございます。昨年は何かとお世話になり、感謝申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。

 さて、昨年は皆様はどのような一年を過ごされたでしょうか。私にとっては平成30年という年は生涯にわたって忘れられない年となりました。その理由は、昨年10月に宗祖親鸞聖人750回御遠忌を皆さまと共にお勤めさせて頂いたことです。また、5月に次女に第二子が、9月に長女に第二子が誕生し元気に育ってくれています。振り返れば、その一つ一つが皆さんに支えられ、多くの方々の協力によって成り立っていることを改めて感じます。

 さて新年を迎えると、「今年も良い年でありますように」と願わずにはおれませんが、「良い」とはどんなことでしょうか。自分の思いが実現することでしょうか。一般には自分の思いが実現し、いろいろなことが上手くいくことであると考えますが、本当に思い通りになることが「良いこと」であるかどうかは確かめる必要があると思います。現実の生活ではなかなか思い通りにはならず、将来のことを考えると不安はつきません。私たちは不安と迷いの中に生きています。しかしその不安や迷いを通してこそ、仏縁に出遇わせて頂くということがあると思います。親鸞聖人の『高僧和讃』には

罪障功徳の体となる  こおりとみずのごとくにて

   こおりおおきにみずおおし  さわりおおきに徳おおし

 と示されてあります。冷たい氷が多い分だけ、豊かな水があふれる。不安や迷いこそが自分自身のあり方を問い返してくれ、豊かさへと導いてくれる・・・・・。毎日の生活を通じて、常に「自分の思い通りにしたい」という自分と、「思い通りにならない現実」をどう受け止めるかが課題ですが、思い通りにならない現実から生まれてくるものを大切にできる一年でありたいと思います。

平成30年11月のご挨拶

盛大に御遠忌法要をお勤めしました

皆様、ありがとうございました。

 十月二十六日から二十八日まで、即得寺では「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要をお勤めいたしました。三年前から準備を行って参りましたが、この日を迎えることができたのは、御門徒の方々、総代、世話方、各講、各会の皆様方のご支援とご協力の賜と感謝申し上げます。沢山の方々に、お参りを頂きご縁を結んで頂けたことを喜んでおります。当日は、何かと不手際等もあったかと思います。お赦しいただきたいと思います。

     御法話は、大谷大学名誉教授の沙加戸弘先生から「御絵伝の絵解き法話」をしていただきました。一楽先生には「宗祖としての親鸞聖人に出遇う」と題して親鸞聖人の「本願念仏」の教えを分かりやすくお話しして頂きました。二十七日の、午後二時からのお逮夜では「正信偈真四句目下」のお勤めを、御門徒の方々と共に声を出して勤めることができました。夜の音楽法要では、即得寺同朋合唱団の皆さんによる「音楽法要」を勤めて頂きました。きれいな歌声にのせて大切な言葉を伝えて頂きました。

     二十八日の庭儀(お練り)には、楽僧さんの雅楽の調べとともに、五十五名のお稚児さんに参列して頂き、御遠忌に花を添えて頂きました。お子さんの手を取り、また、お孫さんと共に参列して下さった方々に、お礼を申し上げます。

この度の法要の感動を忘れず、御門徒の皆様と共に、「本願念仏」の教えを確かめたいと思います。法要にご参加頂いた方々に御礼を申し上げます 

住職  川那邉 章



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