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当寺のお知らせです

宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要のご案内

 謹啓 秋涼の候 皆様には慈光のもと、ご健勝にてご法悦の毎日をお過ごしのこととお慶び申し上げます。

 さて、拙寺「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」を三年前より計画致し、準備を進めて参りました。御遠忌法要は、私達門徒にとっては、本願念仏の教えに出遇う機縁だと考えます。一人でも多くの方にご縁を結んで頂きたく御案内申し上げます。

合 掌

平成30年10月26日(金)

 逮 夜 午後2時~     「御伝抄絵解き法話」沙加戸 弘 師

 初 夜 午後7時30分~  「御伝抄絵解き法話」沙加戸 弘 師

平成30年10月27日(土)

 日 中 午前10時~  法話「宗祖としての親鸞聖人に出遇う」一楽 真 師

 大逮夜 午後2時~   法話「宗祖としての親鸞聖人に出遇う」一楽 真 師

 初 夜 午後7時30分~ 音楽法要(即得寺同朋合唱団)

             法話「宗祖としての親鸞聖人に出遇う」一楽 真 師

平成30年10月28日(日)

 晨 朝 午前8時15分~法話「宗祖としての親鸞聖人に出遇う」一楽 真 師

 庭 儀 午前10時~

 結願日中午前11時~

※駐車場を十分に用意しておりますので、ご利用下さい。

   高島市新旭町藁園1661                                                     

真宗大谷派 龍湖山 即得寺   住職 川那邉 章

総代 大江太喜博

お磨きをしました。

お磨き ご苦労様でした

8月7日に本堂とお茶所に分かれて、仏具のお磨きをしました。早朝より総代さん、女性総代さん、十四日講、光華法話会の皆さんに参加していただき実施しました。昨年の報恩講前のお磨き(11月末)以来ですから、見た目以上に仏具が汚れていました。一つ一つの仏具には、その時の寄進人の名前が彫り込まれております。その中に昭和20年代に寄進していただいた鶴亀(燭台)があります。戦争のために当時の鶴亀などは金属の供出を行い、しばらくはなかった時期があったのです。終戦を迎えると、まだ十分に物のない大変な生活状況の中で、御寄進いただいたものです。戦争での供出の事実とともに、大切な仏具を次の世代に引き継ぐ責任を感じます。

 本日のお磨きは、和やかな会となり皆さんのおしゃべりとともに、お磨きも進んだようです。講の皆さんが輪になって座るため、会話も弾み、作業も弾むのだと感じます。1時間半程度でピカピカになりました。お磨きの後は、皆さんと一緒に「正信偈」のお勤めと、住職の法話を聞き、茶話会をしました。アイスコ-ヒ-とシュ-クリ-ムが疲れを取ってくれました。

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平成30年6月のご挨拶

「育つ」

 先日、近くの養護学校の生徒さんたちが花の苗をリヤカ-に載せて、販売実習のためにお寺を訪問してくれました。3月から丹精を込めて育てられた苗がリヤカ-一杯に所狭しと並んでいました。近くのホ-ムセンタ-で購入した苗も追加して、プランタ-に植えました。なかなか花の名前は覚えられないのですが、今回植えた花は、ベゴニア、サルビア、インパチエンス、マリ-ゴ-ルドの四種類です。これから楽しみながら水やりを行い、育てたいと考えています。

 ところで「育てる」という言葉を考えていると、妙に恥ずかしい気持ちになります。その理由は、「俺が育ててやっている」という思いあがった心が見え隠れするからです。つい、花でも野菜でも、「俺が育てたんだ」という自意識がでてしまうのです。「育てる」というと、自分が世話をすることによって、思うように成長させることができるような錯覚に陥るのだと思います。しかし、花が育つには様々な条件がなければ育たないのは明白です。

 相田みつをさんの「自己顕示」という詩に

 「この花は おれが咲かせたんだ」 土の中の肥料は そんな自己顕示をし ない おれのような。

 と示されています。

 「育てる」ということは同時に「育つ」ということでしょう。親の年齢と子どもの年齢は同年齢ということがあります。そんなはずはないと私達は考えるのですが、親の年齢とは親になってからの年齢という意味であり、子どもの誕生と同時に親としての歩みも始まるということです。その意味では、子育ては「親育て」の道であるはずです。真宗の教えでは「お育てに遇う」ということが言われます。親鸞聖人は、私が人間として「育てられる」道は、お念仏を称え、仏の呼び声に出遇うことだと教えられました。

念仏を頂くと、互いに育ち合いの関係が生まれるのではないでしょうか。

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大掃除を行いました。

本日、5月27日の朝、8時30分より大掃除を実施しました。今回は新庄、安北、森のご門徒に参加していただきました。大勢の方と一緒に掃除を行うと、広い境内や庭がきれいになり、心もさわやかになりました。

掃除をしていて感じたことは、草の生命力の強さです。あんな小さな草にも「いのち」があり、「生きよう、伸びよう」としていることがわかります。草木一本一本に私と同じ「いのち」が宿っていることに気づかされるのです。また、掃除をすると汚れている箇所がはっきりするのです。毎日境内を見ているときは気づかないのですが、掃除をすることによって「汚れ」が明らかになるのです。私たちも「清浄」なる世界に照らされると、私自身が「汚れていた」ことに気づかされるのです。今回の大掃除は天候にも恵まれ、いい汗を流すことができました。掃除の最後には、「恩徳讃」を唱和して記念写真を「パチリ」!。皆さんいい顔をされています。ご苦労様でしたIMG_0262

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春(彼岸会前)の大掃除をしました

3月18日 午前8時30分から午前11時まで大掃除を行いました。当日は総代さん、女性総代さん、他所の世話方さんにご協力いただき、境内、庭、本堂の大掃除を行いました。冬の期間、植木を守っていた雪吊りも、お役を終えて片付けていただきました。当日は、天候に恵まれ、春らしい暖かな日差しの中での作業となりました、参加していただきました皆さん、お疲れ様でした。おかげで大変きれいになりました。11時に参加者の皆さんと「恩徳讃」を唱和して大掃除を終わりました。

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本堂も真っ白に雪化粧です。

 1月25日・26日の寒波で高島地方も大雪になりました。26日は早朝より総代さん5名の方が雪かきに出て下さり、本堂前の参道と駐車場を除雪して下さいました。しかし今回の雪は日中でも降り続いているため、せっかく開けて頂いた参道も雪で埋まっています。写真は雪化粧した本堂です。今回の寒波では日本全国を雪ですっぽり包んでしまったようです。皆さんの地域ではどうですか。雪で転倒などされないようにお気を付け下さい。

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報恩講が勤まりました

今年もご門徒の皆様のおかげにより、報恩講が感動のうちに勤まりました。ご講師の譲 西賢先生をお迎えし、「これからが これまでを決める」のテ-マで三日間お話を頂きました。ご法話で、無慚無愧の身が、如来様の本願によって、この身のままで許されて生かされる世界があることが知らされました。参詣の方の「幸せなことやなぁ、お参りできてよかったなぁ」という言葉が印象的でした。お斎の数々のごちそうも心がこもっていて、格別においしく皆さんの笑顔がいっぱいでした。音楽法要ではコ-ラスの皆さんの熱気ある歌声により、感動の一時となりました。


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報恩講の準備ができました

今年の報恩講は12月8日からお勤め致します。報恩講の準備のために、3日(日)には同朋会の会員さんにご参加いただき大掃除を行いました。4日(月)には光華法話会・十四日講の皆さんにより「おみがき」を実施して頂きました。

7日(木)の午後からは総代さんにより、幕を張り華束(けそく)を積んでいただきました。写真は準備の様子です。皆さんのおかげで今年も報恩講を迎えることができます。ありがとうございます。二日目の、コーラスのみなさんによる音楽法要の準備も整いました。

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同朋会一日研修旅行に行ってきました

11月12日、同朋会の皆様と一日研修旅行に行きました。天候にも恵まれ、秋の美しい景色の中を皆様と歩き、この上ない清々しさを感じました。

 渡岸寺の十一面観世音菩薩像、孤篷庵の枯山水と池泉回遊、長浜別院大通寺にお参りするなかで、遠い昔から今日まで脈々と仏教の教えが継承されてきたこと、それを沢山の方々が守り続けてきたことに深く感じ入る場面が何度もありました。この感銘を同朋会の皆様と一緒に分かち合えたことが嬉しかったです。

(若坊守)

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