5月27日(日)に大掃除をしました。午前8時30分に境内に集まって頂いた総代さん、女性総代さん、小池の御門徒の皆さんへの御挨拶で掃除に取りかかって頂きました。境内や庭の落ち葉、除草を丁寧にして頂きました。女性総代さんのお茶で一息ついた後は、本堂の掃除です。畳拭きは男の方に、縁や階段は女の方にと分担し互いに力を合わせてきれいにして頂きました。最後に記念写真を一枚!皆さんいい顔です。お疲れ様でした。
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春の彼岸会が勤まりました
春の彼岸会ご案内
ご門徒の皆様には日々報恩感謝の生活を送っておられることでしょう。さて、彼岸会を例年通り左記のように勤めますのでお参り下さい。
今年は三重県の藤本愛吉先生をお迎えして「いのちの願い」について御法話をいただきます。仏教では「いのち」をどのように捉えるのか、いのちに対してどんなことが願われているのかを先生のお話を通じて確かめる機会にして頂きたく存じます。
今年も、彼岸会を仏法に出遇うご縁として頂きたいものです。
記
日時 三月二十日(月)春分の日
午後二時より 午後七時三十分より
布教 藤本 愛吉 師(三重県)
講題 「いのちの願い」
場所 即得寺
真宗本廟両堂等御修復完了奉告法要に参拝しました
11月21日(月)に近江第26組北部会の住職・坊守さんとともに団体参拝しました。バスで和やかに話が弾むなかで、御本山前に到着しましたが、なんと、御本山前にはバス、バス、バスの行列ができており、なかなか降りることができません。やっと降りると、人、人、人の行列です。ちょうど10時からの音楽法要に間に合い、御影堂に入ろうとしましたが、廊下まで人でいっぱいで、入ることはできませんでした。
音楽法要は、エレクトーンの伴奏とともに、コーラスの歌声が御影堂の隅々まで響き渡り、ただただ感動いたしました。御影堂の縁には、報恩講の冊子と音楽法要の冊子が置いてあり、その冊子には曲目や歌詞が掲載されていました。その中に、「三帰依文」の和訳歌詞や「回向」の和訳歌詞をコーラスの歌声とともに目で追っていると、その言葉の深さに改めて出遇いました。
回向の和訳歌詞を紹介します。
願わくは 一切世界の人々と この出会いの喜びを
みな平等に分かち合い ともに仏になる心 発(おこ)して
阿弥陀みほとけの 安楽国に生(あ)れ 生きてはたらく身とならん
丸山公園で昼食を取り、午後からは東山の将軍塚にある青龍殿を訪れました。山頂から京都市内が一望でき、木々の紅葉と重なり、秋を満喫しました。心も胃袋も充実した一日でした。
平成28年10月のご挨拶
うらをみせ おもてを見せて ちるもみじ (良寛)
10月に入り、朝夕に涼しさを感じる季節となりました。皆様には慈光のもと、御健勝にて仏恩報謝の日々をお過ごしのこととお慶び申し上げます。冒頭の句は良寛和尚の句です。先日、親戚寺院の十三回忌法要に参勤しました折に、そのお寺の御住職の御挨拶でこの句が紹介され、心に残りましたので今回の御挨拶に紹介いたします。
皆さんの地域の紅葉はどうですか。即得寺の庭の木々はまだ青々としており、紅葉までには、あと一ヶ月以上先のことと思えます。庭に出て、写真を撮りましたが、鮮やかな緑の葉を広げており、若々しさを感じます。
「うらをみせ おもてを見せて ちるもみじ」
この句は良寛和尚の「辞世の句」であるそうです。70歳を超えた良寛和尚は、老いの身の中で「死」を実感されたのだと思います。生涯にわたって寺を持たず、貧しいながらも清らかな生き方を通されました。そうした中で、多くの詩や歌を詠み、また、子供達と遊んだ時等の逸話から慈愛に満ちたお人柄が伝えられています。良寛の命が終焉に近づいた頃、良寛自身が詠んだ俳句であります。「うらをみせおもてを見せ」るとは、自分の本当は人に見せたくない部分も全て自分なのだということではないでしょうか。私は、自分の嫌な面や隠したい面を外に出すことはできません。しかし良寛和尚は、自分の裏も表も全てさらし出さなければ自らの人生を全うできないと示されているようです。あるがままに老い、あるがままに生きるということを教えられます。
親鸞聖人は「外に賢善精進の相を現ずることを得ざれ、内に虚仮を懐けばなり。」と教えてくださっています。
同朋会一日研修会に行ってきました
例年恒例になっております一日研修会を会員の皆さまの参加を得て実施いたしました。当日は、河内会長様や役員の方々にお世話になり30名の皆さまと共に有意義な研修をさせて頂きました。
今回は教如上人の御旧跡である安八郡の光顕寺様と大垣の西圓寺様を訪問し、参拝いたしました。どちらの寺院でも御住職様の分かりやすい説明と教如上人への思いを語って頂き、岐阜の地で改めて教如上人のご苦労に出遇わせて頂きました。大切な寺宝、宝物を私たちのためにお出し頂き、準備をして待っていて下さったことに、ただただ感謝するばかりです。教如上人の御生涯は、常に戦と隣り合わせであったと感じますが、その教如上人を支える多くの念仏者がおられたことも事実であると感じました。特に土手組(どろてぐみ)の活躍や、身代わりとなり、自らの命をなげうって上人を護られた西園寺の当時の御住職にただ頭が下がるばかりです。今日、東本願寺を御本山とする真宗大谷派は教如上人によって開かれていますが、今回の研修でのお話を伺いますと、大変なご苦労と信念の上に大谷派が開かれたことを感じました。
芭蕉の「奥の細道むすびの地記念館」にも立ち寄り、俳諧の世界にも触れました。秋のさわやかな気候の中で、思い出に残る一日となりました。
今回の研修を終わって一句詠みます。
「上人の 願いに出遇う 美濃の秋」
秋の彼岸会をお勤めしました
今年度の秋彼岸会法要は9月22日(木)にお勤めをいたしました。前日から天候を心配していましたが、天気予報のとおりに午後からは雨となりました。しかし、沢山の御門徒が雨の中をお参り下さいました。今回は若院も出仕させて頂き、皆さんとともに「正信偈」のお勤めをいたしました。本堂いっぱいに正信偈、お念仏の声が広がり、皆さんと同じ時間を生かされていることを実感いたしました。ひとりの念仏の声が、ふたりの声になり、三人の声になり、気がついてみると念仏の声に包まれていたのでした。
午後の住職からの法話の後には、社会福祉法人 虹の会「ドリーム・あんです」から手作りお菓子の販売をして頂きました。雨降りのため境内での販売ができないため、本堂の縁側で販売をして頂きました。恒例となった「ドリームさん」のお菓子は大変人気で、沢山の方が購入されました。当日「ドリームさん」が作って下さったチラシを掲載いたします。来年の秋のお彼岸にも販売を計画いたします。
お盆前のお磨きをしました
お盆前の大掃除を行いました
8月6日(土)の朝8時00分よりお盆前の大掃除を行いました。参加して頂いた方は、総代さん、女性総代さん、藁園の世話方さんです。当日は朝から30℃を超す暑い日となりました。前半の作業は外掃除です。枯れ葉や草取りをしました。「草は強いですね。こんな暑さの中でも、しっかりと根を張り生きていますね。私はすぐに暑いからだめだ~。寒いからできません。と文句ばかりです」など皆さんとお話をしながらの作業です。
真宗門徒の生活で大切なことは何でしょう。それは、お勤めをすること。お掃除をすること。他の人と話し合うこと。であると考えています。本山の同朋会館での生活はこの三つのことを大切にしていると感じています。なかなか日頃は仕事があるからとか、時間がないからという理由をつけて、この三つのことができてないのです。今回、御門徒の方と一緒に大掃除ができとことが喜びです。
休憩後の後半の作業は客殿の畳拭き、本堂の縁やガラス戸の拭き掃除です。みんな汗を流しながらの作業となりました。写真は掃除の様子です。最後に参加者全員で記念写真を撮りました。皆さんのおかげで境内も本堂もきれいになり、おかげで心もさわやかにきれいになりました。皆さん、是非盂蘭盆会法要にお参り下さい。お待ちしております。
夏休みだ!!お寺に集まろうー
即得寺では、ずいぶん以前から地域の子どもを対象に「和讃講」と呼ばれる子ども会活動が行われてきました。現在でも毎年活動を行っています。活動の願いは、地域の子どもたちが、お寺に集い、仏様のお話を聞くことによって、心豊かに育ってほしいということです。
現在の活動は、お勤め(正信偈)の練習、ゲーム、お話を聞く、紙芝居、夏の宿題(勉強会)などです。広いお堂に朝早くから子どもたちが集まり、元気な声が響き合っています。 地域の子どもたちを、地域の中で育てるお手伝いが出来ればと考えています。一年生から六年生までが一緒に座り、楽しんで活動しています。
「和讃講」の最終日には女性門徒の方に協力を頂き、子どもたちと昼食会を行います。この昼食会も伝統があり、藁園地域の伝統的な食事である「しょいめし」をいただきます。子どもたちにとっては、毎年の楽しみの一つです。
今年度も沢山の小学生が参加しています。写真はお勤めをしているところです。「和讃講」は下記の日程で開催しています。
1.日程 平成28年7月21日(木)から29日(金)まで
ただし土曜日・日曜日はお休みとします。
時間:午前7時45分から9時まで
内容:お勤め(正信偈)の練習、ゲーム、お話を聞く、紙芝居、夏の宿題
対象:小学生(どなたでも参加できます)
参加費:無料
7月29日(金)は午前11時から昼食会です。
2.会場 即得寺本堂